タグ別アーカイブ: 15か月

148.もこ もこもこ

たにかわ しゅんたろう さく
もとなが さだまさ え

出版 文研出版

1977年 4月 20日 第1刷
2014年 7月 10日 86刷

「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけた。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな世界の絵本。

参考リンク (もこ もこもこ (文研出版HP)

<メモ>

うちに元永先生の「ころころころ」があるのですが、
息子は本当に小さいころ(生後半年ぐらい)から大好きです。

んで、その親戚みたいなこの本が気になっていたのですが、
前にちらっと見て何となくかりないでいました。

その時の息子の反応もイマイチだったということもありまして。
11か月かそこいらだったと思います。
(反応で言うと★★★もないかも)

今回はなんとなくの気持ちで読んでみることにしました。

最初はそんなに反応良くなかったんですし、
読んでいる自分も「ころころころ」の方が洗練されてて好きだなと感じていました。

しかし、時間と共にこの本の世界観というか、
言葉のチョイスを含めて非常に素晴らしい本だというのが
徐々に気持ちに芽生え始めました。

息子が段々と気に入ったからなんですけどね。

大人でも最初に読んだ印象と
読み重ねた後の印象とがこうも変わるものなんだなと
改めて読書の奥深さというか自分の浅はかさというか
考えさせられました。

今の考えでは、「ころころころ」と比べて劣るとは決して思いませんね。

息子興味指数 ★★★★

(借りた日 7日  息子15か月)

2016年 2月 10日

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147.おにぎり

平山 英三 ぶん

平山 和子 え

出版 福音館書店

1992年 9月 15日 初版
2006年 6月 15日 18刷

ごはんをたいて、手の平に水をつけて、塩をつけて、あつあつごはんをぎゅっ、ぎゅっ。まんなかに梅干をうめて、もう一度ぎゅっ、ぎゅっ。手の中でくるっ、くるっと回して、海苔を巻けば、おにぎりのできあがり。たくさんできた。はい、どうぞ。ご飯の湯気、すっぱそうな梅干し、そしてにぎられたおにぎりの海苔の質感……見るほどに食べたくなって思わず手がのびる、おいしそうなおにぎりの絵本です。

参考リンク (おにぎり (福音館書店HP)

<メモ>

ダブル平山先生の作品になるわけですが、
ちょっとびっくりしています。

どういうことかというと、
平山英三先生は前に134.にんじんさんがあかいわけ
絵を描かれていたので、
てっきり文章よりも絵を重視して活動されている方なのかと思っていました。

平山和子先生は19.くだものでも有名ですから、
絵を描かれているのも納得ではあるんですけど。

と、ネットを探しているとこういう記事を発見しました。
絵本作家のアトリエ・平山和子さん(母の友でゆっくり子育て)

この記事を読んだら、なるほど納得ですね。
段々と作家さん方の作品をメモしていくと
こういう楽しみ方があって面白いです。

こういいうのも子育ての一つの楽しみ方なのかな?
(あんまりメジャーじゃなさそうだけど(笑))

この作品はシンプルで、
おにぎりを作っていく工程を丁寧に解説してある本です。

やわらかい絵で美味しそうに見えますが、
息子の反応はイマイチ。。。
おにぎり自体は大好きなんですけどね。(白飯全般ですが)

息子は未だに手首の回転が苦手で、
ペットボトルのふたを開け締めできません。

一方で、この作品を好きだと言っていた月齢近い後輩の子供は
手首の動きに興味があるようで
ペットボトルのふたを開け閉めして楽しむそうです。

子どもの興味によって選ぶ絵本も変わってくるなと
当たり前のことを改めて感じます。

息子も手首を捻る遊びをしだすと、
手の動きが描いているこの本に興味を示すかもしれません。

息子興味指数 ★★☆

(借りた日 7日  息子15か月)

2016年 2月 9日

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