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142.くまさんの おなか

(長新太のふしぎ絵本)

ちょう しんた(長 新太) さく

出版 学研出版社

1999年 7月 18日 第1刷

ぬいぐるみのくまさんが池のそばを歩いていると、さかなさんがくまさんのおなかにピューとはいりました。つづいてかえるさんも。おなかから「あったかい」とこえがします。ねこさん、いぬさんもはいってきます。おなかからがやがや声がします。

引用 くまさんの おなか (学研出版社HP)

<15か月 メモ>

大きめの本です。

ぬいぐるみのようなピンクのクマさんが主人公で、
みんながクマさんのおなかの中に入っていきます。

どんどんどんどん入ってきた後で、
ハリネズミが最後にやってきて。。。
というストーリーです。

いつも作品は読んでみてもイマイチわからないのですが、
読んでじっくり考えているうちに
「こういうことを意図しているのかな?」と思うことがあります。

今回の作品に関しては、

1.クマさんという懐の大きくて温かい存在の中に
みんなが集まっていくよということ。

2.どんなに懐が大きくても棘(刃物・凶器?暴力?)があると、
たちまち居心地が悪い場所になってしまうよということ。

3.いくら懐が大きくても一定以上のボリュームは負担が大きいよということ。

他にもいくつか考えられますが、
少なくともこれらのことを婉曲的に伝えたかったのかなと勝手に解釈しています。

長ワールドはいつもズシンと心に来ます。

そして、うちの息子の反応はということ、
残念ながらイマイチでした(笑)

小学生になっても好きになるかは不明です。。。

私たち夫婦が好きなだけで、
子供からすると意味不明だという気持ちが強いんでしょうかね?
まだ言葉もまともにわかってないですけど。

息子興味指数 ★★☆

(借りた日 7日  息子15か月)

2016年 2月 4日

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54.たぬきのじどうしゃ

(はじめてよむえほん7)

ちょう しんた さく

出版 偕成社

1987年10月 初版
1993年  2月 9刷

さかなに助けを求められて川に近づき、自動車ごと大きな怪物につかまった、たぬきのおじさんの運命は? 健康な笑いを誘う絵本。

引用 たぬきのじどうしゃ (偕成社HP)

<メモ>

我が家(私、妻、息子)が大好き長先生の作品。

相変わらずの長ワールド。
魚がタヌキにぶっ刺さるシーンからウケます。

そんなナンセンスな世界観ではありますが、
言葉のリズム感や優しい色使い、
絵の動きが読者の心をつかむのかなと思います。

とにかく、引出の数がすごいなーと感動。
いくつか読んでいますが、
同じナンセンスでも今まで読んだ先生の作品とは違う範囲のものに感じました。

ただ、今の息子にはちょっと違ったみたいで、
文字の多さがちょっとネックだった様子。
もう少し成長してから読み聞かせてみたいです。

息子興味指数 ★★★

(借りた日 7日  息子11か月)

2015年10月29日

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