タグ別アーカイブ: 平山和子

147.おにぎり

平山 英三 ぶん

平山 和子 え

出版 福音館書店

1992年 9月 15日 初版
2006年 6月 15日 18刷

ごはんをたいて、手の平に水をつけて、塩をつけて、あつあつごはんをぎゅっ、ぎゅっ。まんなかに梅干をうめて、もう一度ぎゅっ、ぎゅっ。手の中でくるっ、くるっと回して、海苔を巻けば、おにぎりのできあがり。たくさんできた。はい、どうぞ。ご飯の湯気、すっぱそうな梅干し、そしてにぎられたおにぎりの海苔の質感……見るほどに食べたくなって思わず手がのびる、おいしそうなおにぎりの絵本です。

参考リンク (おにぎり (福音館書店HP)

<メモ>

ダブル平山先生の作品になるわけですが、
ちょっとびっくりしています。

どういうことかというと、
平山英三先生は前に134.にんじんさんがあかいわけ
絵を描かれていたので、
てっきり文章よりも絵を重視して活動されている方なのかと思っていました。

平山和子先生は19.くだものでも有名ですから、
絵を描かれているのも納得ではあるんですけど。

と、ネットを探しているとこういう記事を発見しました。
絵本作家のアトリエ・平山和子さん(母の友でゆっくり子育て)

この記事を読んだら、なるほど納得ですね。
段々と作家さん方の作品をメモしていくと
こういう楽しみ方があって面白いです。

こういいうのも子育ての一つの楽しみ方なのかな?
(あんまりメジャーじゃなさそうだけど(笑))

この作品はシンプルで、
おにぎりを作っていく工程を丁寧に解説してある本です。

やわらかい絵で美味しそうに見えますが、
息子の反応はイマイチ。。。
おにぎり自体は大好きなんですけどね。(白飯全般ですが)

息子は未だに手首の回転が苦手で、
ペットボトルのふたを開け締めできません。

一方で、この作品を好きだと言っていた月齢近い後輩の子供は
手首の動きに興味があるようで
ペットボトルのふたを開け閉めして楽しむそうです。

子どもの興味によって選ぶ絵本も変わってくるなと
当たり前のことを改めて感じます。

息子も手首を捻る遊びをしだすと、
手の動きが描いているこの本に興味を示すかもしれません。

息子興味指数 ★★☆

(借りた日 7日  息子15か月)

2016年 2月 9日

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19.くだもの

平山和子 さく

出版 福音館書店

1979年7月1日 初版
2007年3月20日 93刷

すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描いた、いわば果物の画集。

引用 くだもの (福音館書店HP)

<10か月 メモ>

絵がリアル。

息子が苦手系?と思いきや、
案外絵が好きで一人でパラパラと
捲る光景がありました。

ただ、文字は「ぶどう」とかでリズム感を醸すのが難しく、
読み聞かせの要請はされませんでした。

特に離乳食で食べさせている終わりページ付近の
バナナが絡んでいる場面がお気に入りの様子でした。

んー、絵がリアル系は自分の(特に良い印象の)経験との
擦り合わせが発生した時に興味が生じるのかもしれません。

基本的にリアル系は
もっと成長して「モノ⇔感覚・記憶」のリンクが進まないと、
全然理解も楽しさも生まれてこないかなと思います。

本からスタートするには
思考へのベースとなるものがないですからね。

 

息子興味指数 ★★★☆

(借りた日 7日  息子10か月)

2015年9月23日 記述

<13か月 メモ>

前よりも確実に識別が進んでいる印象です。

おやつに食べる大好物のバナナへの
反応が明らかに出ています。

手を合わせたり、指をさしたり。

まだしゃべれていませんけど、
そのうち「バナナ」と言える日が近い気もしますね。

息子興味指数 ★★★★

(借りた日 7日  息子13か月)

2016年 1月 4日 記述

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