(長新太のふしぎ絵本)
ちょう しんた(長 新太) さく
出版 学研出版社
1999年 7月 18日 第1刷
ぬいぐるみのくまさんが池のそばを歩いていると、さかなさんがくまさんのおなかにピューとはいりました。つづいてかえるさんも。おなかから「あったかい」とこえがします。ねこさん、いぬさんもはいってきます。おなかからがやがや声がします。
<15か月 メモ>
大きめの本です。
ぬいぐるみのようなピンクのクマさんが主人公で、
みんながクマさんのおなかの中に入っていきます。
どんどんどんどん入ってきた後で、
ハリネズミが最後にやってきて。。。
というストーリーです。
いつも作品は読んでみてもイマイチわからないのですが、
読んでじっくり考えているうちに
「こういうことを意図しているのかな?」と思うことがあります。
今回の作品に関しては、
1.クマさんという懐の大きくて温かい存在の中に
みんなが集まっていくよということ。
2.どんなに懐が大きくても棘(刃物・凶器?暴力?)があると、
たちまち居心地が悪い場所になってしまうよということ。
3.いくら懐が大きくても一定以上のボリュームは負担が大きいよということ。
他にもいくつか考えられますが、
少なくともこれらのことを婉曲的に伝えたかったのかなと勝手に解釈しています。
長ワールドはいつもズシンと心に来ます。
そして、うちの息子の反応はということ、
残念ながらイマイチでした(笑)
小学生になっても好きになるかは不明です。。。
私たち夫婦が好きなだけで、
子供からすると意味不明だという気持ちが強いんでしょうかね?
まだ言葉もまともにわかってないですけど。
息子興味指数 ★★☆
(借りた日 7日 息子15か月)
2016年 2月 4日
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