月別アーカイブ: 2015年12月

111.あなたは だあれ

(松谷みよ子 あかちゃんの本)

松谷みよ子 ぶん

瀬川 康男 え

出版 童心社

1968年1月15日 初版
2005年4月4日 116刷

だれでしょう、ワンワンワン。だれでしょう、メエメエメエ。あなたは、だあれ? あててみましょう。

参考リンク (あなたはだあれ (童心社 HP)

<メモ>

瀬川先生のかわいい絵。
松谷先生の優しい言葉使い。

前に松谷先生の作品は37.のせて のせてで読みましたが、
それ以外にも私の家に「いない いない ばあ」等の作品があります。

「いない いない ばあ」も今回のコンビです。

本当に「ザ 絵本」という感じで、
文句はない内容になっています。

長い歴史を生き残ってきた作品というのは
時間の淘汰を超えてきており、
大事な部分をきっちりと抑えているのだなぁと
改めて思わされる作品です。

私が増刷の数などをメモしているのは、
こういう考えがあるからなのですがね。
もっと増刷回数をアピールして出版社は宣伝してほしいです。

息子はもちろん気に入っていました。
しかし、「いない いない ばあ」のような単純さではないので、
ちょっと早かったかもしれません。

2歳近くが読者の中心になるかもなぁと考えています。

息子興味指数 ★★★☆

(借りた日 8日  息子13か月)

2015年12月25日

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110.ぷぷぷのぷ

まつ あきのり

出版 ポプラ社

2014年2月 初版

ぷうちゃんはビスケットが好き。黄色いものが好き。でも、いちばん好きなのは…おかあさん! 読み聞かせにぴったりの幼児絵本。

引用 (ぷぷぷのぷ (ポプラ社HP)

<メモ>

ぷうちゃんというお化けのほんわかとした話。

なんとなしに読んでいたのですが、
思っている以上に考えられた作品で、
非常に楽しめました。

ぷうちゃんが好きな黄色は結構なポイントでして、
隠れていた靴(下?)も黄色だったり、
基本的な持ち物は黄色で統一されていたり。

まあ、どうでもいいことっちゃどうでもいいことなんですが、
こういう点をきちんとケアしながらまとめてあるのは
ちゃんとした作品の証拠かなと思います。

息子も最初はイマイチでしたが、
最終的には結構好きになりました。
絵のインパクトはないのですが、魅かれたのは完成度でしょうかね?

息子興味指数 ★★★★

(借りた日 8日  息子13か月)

2015年12月 24日

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